陶器番長新作日記 4回目

ブッカ

ブッカ

最近、多治見市小路町23-2にて「銀座ロック巣」というロックなBarを始めました。毎週金土日の午後8時から12時までやってます。

http://furari.shop-pro.jp/

きょんばんわー、陶器番長こと青木ブッカです。
私、ご存じ、ギャラリー春窯さんで開催された、「男子厨房 料理教室」にて今日はイカの塩辛を学んでまいりました。

イカの塩辛は三日後でないと美味しくないのです、私の作った塩辛はまだ教室の冷蔵庫で発酵ちうなわけですが、まあ難しいこと!イカの塩辛。

こんなに手間のかかるものだと知りませんでした。
スルメイカを捌いた後に、皮を脱がしていくわけなんですが、
これが えっ?というくらい困難なことなのです。

イカは基本ぬめっておりますので、皮がまず掴めない、薄い、そもそも掴むきっかけが無い、もうすぐに立ち往生ですわ。なんだよイカちゃん、友達じゃなかったのかよーみたいな。

しかもですよ、皮のしたにはさらに「薄皮キタ——(゚∀゚)——!!」なんですよ。
その薄皮を外さないとおいしくないということなのですが、この薄皮がさらに困難な作業でして、まず、その薄皮そのものがよく見えない、超薄い、そもそも掴むきっかけが無い、さっき立ち往生したばかりなのにまたまたレッカーですわ、なんだよイカちゃん、許してくれたんじゃなかったのかよーみたいな。

タオルでごんしごんし擦って、なんとかかんとかやっつけたころには、どっと疲れておりました。

なかなかうまくいかないことがおもしれえんだなと、男子5人が厨房でうまいもん欲しさに繰り広げた雨の日曜日、有意義感にほっこりと包まれた昼下がりの料理教室でした。

試食時に振る舞われた「ひやおろし」を舐めながら、オヤジオヤジな多幸感が襲ってきました。

多治見万歳!

さて、4回目は欲しくなる器カタログ、ブルッツ9号の表紙を飾っているタタラで作ったオーバルプレートを紹介致します。

品番7206 玉尾の楕円皿 青灰 ¥2,000
230×140 高さ65 280g

粗相が無い器。

「タタラで新しく楕円皿を つくってもらいました。 別の窯で焼いてもらっている 楕円皿の定番が人気者で、 なかなか間に合わなかったので。 タタラ技法は完全に手作りなので、 窯足は絶えず遅れ気味になるのです。 これで少しは在庫が追いついて くれるといいのですが。 さて、この楕円皿ですが、 切り身を乗せたり、おかずの皿として 使うほか、小さめの盛り皿としても よい大きさです。 縁がまるく立ち上がっているので、 スプーンやレンゲが使いやすいですね。 7寸皿と同じ横長で23センチ ありますし、おまけにすごく軽いので、 一度使うとやみつきになるかも。 この玉尾シリーズは毎日のように 私も使い倒しておりますが、 不思議と割れたことがありません。 強度があるというよりも 軽さゆえに取り扱いが楽で、 結果、粗相がないので無事ということ なのかもしれません。 重さはだいたいが280グラム。 普通のお皿の約半分の重さなのは、 土が違うからです。 軽くて丈夫な、いい土を使ってます。」

品番7208 筆和良の楕円皿 青灰 ¥2,000
230×140 高さ65 280g

ああ、スルメイカの話しですが、

雄の方が塩辛には向いているということですよ。
吸盤が小粒でキレイなのが雌。
雄の吸盤は、でかいのが混じってるらしいです。

じっと手をみる。

 

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