ありき

タナカ ヨシノリ

タナカ ヨシノリ

多治見市でフリーランスフォトグラファーをしております
広告写真全般、各種デザイン、印刷物制作、を主に仕事としています

多くを語らない方が良いの百も承知ですが

語ります

http://www.yositana.com/

20代前半に

ボクはバイクで日本一周キャンプツーリングしていた

もちろんソロ

何ヶ月も走っていると人と会話さえしない一日とかも当然あり

ヘルメットの中でいろいろ思う事ばかりであった

2が月経ったくらいだったか

ある小さな島にフェリーで辿り着く

天気も良く気持ちのいい日だった

早速走り始める

すると前方にツーリングらしきバイクを発見

のんびりなペースで走っている

若いボクは、それなりのペースで走る事に喜びも小さな誇りももっていた若僧だった

よっと!!追い抜く

ボクを追いかけてくる事も無くそのバイクはミラーからすぐに消えていた

そこで何となく思った事がある

もしかしてあのバイクは小さな島を2週目なんじゃないかと

つまり

一周目は、けっこうなペースで走って、2週目にはのんびり景色を見ながら走っていたのかもしれない。


他人からは同じ事を同じようにやっている二台に見えるかもしれない

しかし、それには、もしかしていろんな事ありき、だとしたら

今、同じように見えているだけで全く別の次元のものだ。ってこと

 

ぼくは時々この日を思いだし

自分が何週目なんだろうか?と自問する

そして、ありき、な思考や考え方をもう一度スタートラインに立って考えることで

次の1周目が始まるとも思っている

AD0U2211-2一人でもやる事は、本当に好きな事だと思う

 

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