はしるトリップ
ジョギング好きな自転車乗りです。 走りながら自分の身体を確かめ、骨を認識し、筋肉の動きを感じます。 腰を前に運ぶと自然と背筋が伸びる感触。 感覚で身体を描けてしまえば、さっきまで感じていた筋肉や、認識していた骨格や、確かめていた身体を気にする事がなくなり、気持ちも軽くなります。 単調に足を運びながら、意識はあっちこっちに飛んでいき、目の前にあるものが全て平たんな風景になって身体もその風景の一部になります。 僕にとって自転車に乗る事が気持ちの山を築くことなら、走る事は気持ちを平らにすることです。 山として盛り上がったままの気持ちは、実は落ち着けない場所なのかもしれません。
▼記事が気に入ったら是非「いいね!」をよろしくお願いします。
|