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今週火曜から東京ビッグサイト開催してる「建築建材展2014」の為、2日の日曜から東京にいるのですが、昨日ビッグサイトで久々に友人でビジネスパートナーでもあるアラン氏に会った。
最近彼は宮城県の田代島、通称猫島という場所に行ってきたらしい。
アメリカのTV取材チームがこの猫島の記録映画を作りたいという事で日本語の堪能なアラン氏にアテンドを依頼してきたということだった。
取材の話は僕も運営に携わているwa-kei magazine内の彼の投稿ページにも載っているので興味のある方は一読していただきたいが、
昨日僕との会話の中で彼が
「アメリカ人は本当に失礼だ、俺も日本に来たときあんなに失礼だったのかな?だとしたら恥ずかしい」
そう言ってたのには少し笑ってしまった。本当にアラン、日本人になってしまったんだね(笑)
なんの話かというと
まずアメリカのTVクルーが現地の人達とのリレーションシップなしにいきなりカメラを取り出し撮影しようとした態度に彼は怒ってそれを遮ってこう言ったらしい。
「いきなり撮影するのはよくない。まず、現地の人の生活、考え方を理解し、尊重尊敬すること、それから彼らと打ち解けることが重要で撮影する前にそこに時間をかけなきゃいけない。時間がないのはわかるが、そこをしなければ本当の画は撮れない」
彼らがなぜそこに代々住んでいるのか、彼らと彼らの先祖、土地をリスペクトする事、それを怠ってはいけない、という事を彼は伝えたかったのだろう。
「アメリカ人は自分の考えとかスタイルを主張、優先してしまうあまり相手の気持ちになって考える事が苦手だ。
日本人はまず自分がどう思うかより相手がどう考えるかを優先する。
僕はそれが素晴らしいと思う。」
そう話すアランの言葉を聞いて僕は日本人として「誇り」に思いました。
「俺は日本が大好き、これからもここで生き、ここで死にたい、そう思う」
とアラン。
君は黒いサムライだねぇ。
アランの記事
「Tashirojima aka Cat Island」はこちら→ wa-kei.jp/?p=248
(英語読めなくても彼の撮った写真だけでも素晴らしいので是非御覧ください。)

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