地平線って何キロも先にあるもの
写真撮影は広い場所がいる。 これは良く言われる事、出張撮影に伺うと、しっかり準備されている場合があるのだが、 スペースが狭い、といった事がよくあるのです。 なぜか? 始めに。 仮にわかりやすくこんな場所だとします、 撮るものはライター。 で、ほとんど人は、このライターが収まる程度の背景があれば良いと考える。
上から撮れば こんな感じです でもね、少し角度をつけると ここまで写ります、 もっと角度をつけると ここまで写ります。 ここで重要なのは、被写体を同じ大きさで撮っても少しカメラの位置を下げると奥まで写るという事。 つまり、背景はドンドン奥まで必要になるのです。
あともう一つ重要なのは、 この写真で敷いてある方眼で言う所の 横のマスの数、当然カメラの目線が下がれば、奥のマスはたくさん写ります。 という事は、この場合、ライターを上から撮る時の何倍も幅が必要なのです。
人間の眼は素晴らしく良く出来ていて、記憶や知識で無い画を作って見えてしまう事が多い。 カメラはそこまで到底及ばないんです。
でも、そんな所が、写真の面白い所なんです!! ▼記事が気に入ったら是非「いいね!」をよろしくお願いします。
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