意外と知らないかもしれない話
写真撮影の本ってたくさん出ているものですが、 意外と載っていない話かも。。。
なんで、カメラのレンズはたくさんの種類があるのか? 良く聞く望遠レンズってのは、遠くのものを撮るレンズ (たとえば、野鳥とかスポーツとか、近寄れないものね) これは、わかりやすい。 いわゆる望遠鏡みたいなもの
しかし、携帯カメラやコンパクトカメラでも、ズーム機能はあって、 撮りたいものに近寄れるのに。。。 ズームにしてもそんなに遠くのもの撮れないし。。。ってことになる。
何故にズームがあるのか?
それは、 この二枚の写真、全く同じ被写体です。なにも動かしていません。 で、 上の写真は、広角(焦点距離24mm)で被写体に近づいて撮影、 下の写真は、ズームして(焦点距離70mm)で上の写真と被写体が同じくらいの大きさになるように後ろに下がって撮影、 違いわかります???
そう、 色々細かな違いがありますが、一番大きな違いは背景が違いますよね。
つまり、広角(大体コンパクトカメラや携帯の起動した最初の状態)の場合、背景がたくさん写真に入る 少しズームして望遠気味(アップ)にすると、背景が写真にあまり入らない
という事です。 この差を使い分ける為にレンズってたくさんあるのです。 では、
どのようなときに使うのか? 広角(上の写真)は、まわりの風景も入れながらの写真の画を作る時に、 逆に、望遠(下の写真)は、余分な背景を入れない写真の画を作る時に、 と区別出来る訳です。
例えば、 美味しい料理を友達と食べにいって、その料理の写真を撮ろうと思ったとします。 広角では、背景は広く入るので、店内の雰囲気や友達も含め撮る事が出来る 望遠では、料理以外のもの(対面の椅子などね)入れたくない場合に良いです。 ってこと、
だからね、 よく、どのように写真を使うかわからないから、引いて撮っておいてください。っていう編集やデザイナーさんいるんだけど、ズームでレンズを広角側にすると、画は変わってしまう訳で、本当は、カメラを動かさないといけないってこと、そうなると当然配置も換えなくてはいけないのです。 これ、意外と知られていないんですよ〜(業界の関係者様覚えておきましょう)
ちなみに、ズームレンズは今の殆どのカメラは標準です。 そうなると、レンズでくるっと簡単に画を変えてしまい、この画の違いが理解出来ないのです。 だから、カメラマンは、単焦点レンズ(ズームでアップに出来ないレンズ)を使って勉強するんですよ〜
一度、自分のカメラや携帯で実践してみてね!!
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